ブリヂストンタイヤから2023年2月発売予定の「NEWNO(ニューノ)」について現在わかっていることを解説したいと思います。
位置づけ・コンセプト
「REGNO」「ALENZA」などのプレミアムブランドに次ぐ新たなカテゴリーとして、幅広いお客様のより安心・安全なモビリティライフと低環境負荷を実現する新ブランドとして発売予定としています。
ラインナップとしては新車装着タイヤ同等性能のあるNHシリーズとスタンダードタイヤNEXTRYとの中間に位置すると思われます。
性能比較において比較対象がNEXTRYになっており、NEXTRYを改善した商品というイメージでいいかと思います。
NEXTRYはブリヂストンのスタンダードタイヤでお求めやすい価格帯設定になっていますので、後継品として性能が改善されているため期待できる商品ではないでしょうか。
性能・採用技術
公式ホームページでの性能・搭載技術は以下の通りです。
転がり抵抗・ウェット性能(ラベリング表示)
ラベリング表示としては
転がり抵抗(転がりやすさ)「A」 NEXTRY「A」 NH200「AA」 NH200C一部サイズ「A」
ウェット性能(雨の日のグリップ力)「b」 NEXTRY 「c」 NH200 「b」
NEWNOが「A」「b」なのでコンパクトカー専用タイヤのNH200Cと同等性能を有していると記載されています。
パタン・ゴム
マルチラウンド・ブロック リブ端部の角を丸めリブ中央の接地圧を高めウェットグリップを向上。
シリカ高配合ゴム ウェット・低温を中心に高温までのグリップを高め、同時に耐摩耗性を両立。
高剛性ショルダーブロック ショルダー部の剛性を高めることで偏摩耗とふらつきを抑制。
アルティメット アイによる接地面均一化
アルティメットアイとは、ブリヂストン独自のシミュレート&計測技術でコンピューターで最適な設計をし、プロトタイプを作り実走行し、さらに精密なタイヤ解析を行い、繰り返しフィードバックし、より良い商品を開発するシステムです。
性能比較
公式ホームページでのNEXTRYとの性能比較は以下の通りです。(*NEXTRYを100として)
ウェットブレーキ性能
NEXTRY・・・100% NEWNO・・・92% 8%短縮
摩耗寿命
NEXTRY・・・100% NEWNO・・・114% 14%向上
耐偏摩耗性能
NEXTRY・・・100% NEWNO・・・106% 6%向上
NEXTRYの摩耗へのユーザーの声を考慮し、摩耗と雨の日でも安心して乗れるようにウェット性能が向上されていますね。
まとめ
ブリヂストンの新たなスタンダードになりそうなタイヤNEWNO。
2月発売予定のためはっきりとした価格帯は発表されていませんが、物価高のご時世に財布にも環境にも優しいお手頃な価格帯での発売を期待したいです。
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